2025.09.05-07_地域再生甲子園2025が開催されました(2025/9/4-9/7)

2025/12/18

2025年9月5日から7日にかけて開催された国際フォーラムプログラム「地域再生甲子園2025」において、DMO大阪梅田は、梅田エリアを舞台とした様々なエリアMICE企画を提案・サポートしました。この取り組みは、単なる会議開催に留まらず、MICE参加者と都市との深い交流を生み出すプログラムの実現に貢献しました。

 

「地方創生2.0」を国際的な視点で議論する「グローバル都市/地域再生フォーラム/日経ビジネスフォーラム(分科会)@コングレスクエアグラングリーン大阪(CSG)」

「地域再生甲子園2025」は、地域再生甲子園実行委員会(阪急阪神不動産ほかで構成)が開催した、日本の地域再生を牽引する国際フォーラムです。アメリカの中心市街地再生支援団体「Main Street America(MSA)」をはじめ、国内外の先進的な再生地域を招聘し、日本政府が掲げる「地方創生2.0」に沿った新たな地域再生モデルを創出し、水平展開することで、全国の地域再生の取り組みを加速させることを目的としています。約350名の参加者が集い、地域再生の未来を熱く議論しました。

 

グローバル都市/地域再生フォーラム

 

DMO大阪梅田が推進する「梅田MICE」のパッケージ提案

DMO大阪梅田は、「地域再生甲子園2025」の開催支援において、単なる会議開催に留まらない、梅田エリア全体をMICEの舞台と捉える「パッケージ提案型」で支援しました。具体的には以下のような、主催者、参加者双方にとって満足度の高い、梅田ならではのMICE体験を提供しました。

 

<ユニークな交流体験を創出:ランチタイム交流会@タイムアウトマーケット大阪>

今年3月にグラングリーン大阪に開業したアジア初上陸の「タイムアウトマーケット大阪」を、イベントとして初の有料貸切。ランチタイム交流会の会場としてコーディネートしました。参加者は、多様な大阪・関西のローカルグルメを楽しみながら、リラックスした雰囲気の中で活発なネットワーキングを展開。「食」と「賑わい」が交流を後押しし、熱気あふれる会となりました。

 

タイムアウトマーケット大阪の人気メニューをビュッフェ形式で提供  交流で盛り上がる会場

 

<機運醸成とエリアとの接点創出:地域物産展 @ CSG & 阪急サン広場>

フォーラムの機運醸成と参加者のエリア回遊施策として、日本各地の地酒やグルメを集めた物産展の企画を支援しました。台風の影響で急遽会場を移す場面もありましたが、多くの来街者にお立ちよりいただいたエリアイベントとなりました。

急遽メイン会場のコングレスクエアグラングリーン大阪で実施

 

2日目以降は阪急サン広場にて。

 

<地域再生の現場を体感:エクスカーション@香川県三豊市>

地域再生甲子園の趣旨に深く連動する形で、参加者向けに香川県三豊市へのエクスカーションの実施を支援しました。MSAメンバーを含む参加者は、先進的な地域再生の取り組みが展開される現場を視察。机上の議論に留まらない、実践的な学びの機会を提供しました。

 

MSA一同と記念撮影     好評だったローカルなうどん店でのランチ

 

<MICEと都市の融合を促進するMICEアプリ「dokoiko 梅田MICEモード」の実証実験>

MICE参加者の満足度最大化と、梅田エリアへの周遊促進を目的とし、イベントガイドアプリ「dokoiko梅田MICEモード」の実証実験を支援しました。このアプリは、イベントスケジュール、会場マップ、周辺施設情報、クーポンなど、MICEに必要な情報を一元化。MICEと都市の結びつきを強化する新たなデジタルツールとしての可能性を検証しました。

 

 参加申し込みからエリア回遊情報までをワンストップで

 

成果と今後の展望

本フォーラムでは、国際的な知見共有と参加者間の交流の他、梅田エリアの多様な魅力を参加者に体験いただくこともできました。特に、タイムアウトマーケット大阪のような新たなベニューの開拓、そしてMICEアプリを活用した都市回遊の促進は、梅田エリアにおける「エリア回遊型MICE」の具体的な成功事例を示すものとなりました。

今回の経験を活かし、今後も「MICE都市・梅田」のポテンシャルを最大限に引き出す「パッケージ提案型MICE支援」を強化してまいります。 MICEを単なるイベント開催地としてだけでなく、参加者にとって価値ある体験の場、そして新たなビジネスや交流が生まれる場として提供することで、梅田エリアがMICEに関わるあらゆる方々に選んでいただける都市となるよう、積極的な取り組みを続けてまいります。